ラッピングでイベント車両を手軽にデザイニング

野外コンサートや大規模なお祭りなどの会場に行くと、キッチンカーというものをしばしば見かけます。

キッチンカーとは、トラックの荷台やワゴン車の後部などに厨房施設を取り付け、そこで調理ができるよう改造された車のことです。こうした、移動体でありながら同時に露店のような機能を備えている車のことを、一般にイベント車両といいます。イベント車両には前述のように飲食店を模したもののほか、試供品などを展示して見本市などで配布するショーケースタイプ、デモンストレーション映像などを上映できるシアタータイプなど、さまざまな種類があります。

いずれもカスタムメイドが基本で、製作するには自動車の修理や改造技術が必要になります。そしてもう1つ欠かせないのが、ラッピングという技術です。ラッピングは、車体にフィルムを貼ってカラーやデザインを変える技術です。ボディ全体をすっぽり覆う場合もあれば、一部にカッティングシートを貼り付ける場合もあります。

色や図柄を直接塗装するのではなく、いったんフィルムに印刷するという点が大きな特徴となっています。イベント車両は車内という限られたスペースに店舗などの機能を持たせることから、しばしばボディが看板やメニュー表などの掲示場所となります。その際、ラッピングを利用すれば、塗装よりも短期間で思い通りのデザインを仕上げることができます。さらに、違うイベントの際にまた別のデザインが必要になった時でも、フィルムを貼り替えるだけでいいので非常に便利です。

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